スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

注目

ボージョレ・ヌーボー

 今年のボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は11月18日でした。今やすっかり日本でお馴染みのボージョレーですが、この解禁イベントが定着するようになったのは1990年代でした。 もともと、1960年代からボージョレー地区の新酒(ヌーヴォー)ワイン、「ボージョレ・ヌーヴォー」として国内外へ販路が広げられました。新酒の赤ワインは、果肉から抽出されるタンニンが少なく、とても飲みやすいため若い世代にも浸透した事が理由です。採りたてのフレッシュさを活かして作るワインのことをヌーヴォーと言い、その年のブドウの収穫を祝うイメージですね。 ブドウの収穫は9月頃から行われるのですが、ヌーヴォーは11ヶ月後の第3木曜日から販売(解禁)されます。これは、フランスワイン方で決められているのです。 ヌーヴォーは、普通のワインとは少し違う作り方をします。赤ワインの場合、ブドウを潰して皮と種を一緒に漬け込み、アルコール発酵させます。ヌーヴォーは、ブドウを潰さずに内側から細胞内発酵させ(炭酸ガスの気流中にブドウを置いておく)、皮と種を取り除きます。皮と種を漬け込まないため、色が薄めの果実味の強い味わいになります。 日本は、日付変更線の地理上、世界で最初にこの「新酒」が味わえる国として、世界最大の上顧客となりました。今年はコロナ禍の影響で、輸入量はピーク時のおよそ3分の1となったそうです。そんな中、お店でボージョレーを見付けると生産者の方々に感謝せずにはいられません。 一刻も早くこの世界情勢が回復する事を祈りながら、そして残り1ヶ月を無事に過ごせるよう願いながら、今年の新酒を頂きたいと思います。

最新の投稿

ワインと女性

ワインと人生